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飽き性のくせに次々と新しい設定を妄想して楽しむたかのんの自己満足専用ページ。掲示板にてつらつらと妄想語り進行中。『はじめに』を呼んでください。感想もらえると飛んで喜びます。掲示板は一見さんお断りに見えないこともないけれど、基本誰でも書き込みOKです。
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てーごわいシミュレーション
何一つ武器など持たせては貰えず、迫り来る敵軍へと特攻させられていった仲間達の断末魔が耳に残っている。
恨めしそうにこちらを睨めつけながら首を刈り取られた騎兵。涙を流し、兄を思いながら散っていったシスター。
アカネイア王女への心からの忠誠を声高に叫びながら、命を散らした重歩兵。瞼を閉じればすぐに、彼らの姿が脳裏に浮かび上がる。鮮明に。
じわりと広がる地を吸い込む乾いた大地。主を失い地に伏せる体躯。転がる首には生気を失った虚ろな瞳。
戦場とはまさにこの世の地獄。しかし、血の雨が降り注ぐ中を、それでも私たちは平気で駆けていく。

――マルス王子に選ばれた『私たち』だけが。

あのお方は言った。「飽きが来た」と。
私のようなしがない志願兵、それも村娘の弓兵なんぞに、王族の方が考えることの一片たりとて理解は出来ない。
だが、それでも、マルス王子の言葉には薄ら寒いものを感じてならない。彼と言葉を交わす時、彼と私たちでは生きている世界が違うような、そんな錯覚を覚えるのだ。

「ノルン、顔色悪い。大丈夫か?」
「……あ」

突如背後から掛かった声は、同じく『選ばれた』側にいる同僚、アテナさんのものだった。
王子から賜ったキルソードを手に、敵軍に躍りかかるその姿は鬼神そのもの。情け容赦なく目の前に立った相手を膾斬りにしていく彼女は、敵のドルーアから『剣魔』と呼ばれ恐れられているらしい。
戦場では恐ろしい彼女だが、戦いが起こっていない行軍の最中はいたって穏やかだ。こうして共に『選ばれた』者同士仲良くしてもらっている。

「ノルン、気負いすぎは体によくない」
「うん。わかってはいるんだけど……ね」

アテナさんは私を気遣うように背を撫でてくれた。彼女の優しい愛撫に少しだけ気が楽になったような気がする。
私が二、三度深呼吸すると、アテナさんは微かに微笑みその手を離した。

「アテナたち、マルスから武器をもらった。……もらえなかった者たちの分も、やるしかない」
「うん……、そうだよね」

悩んでいても、仕方がないんだ。マルス王子の決めたことは、絶対。この軍の司令官はマルス王子なのだから。
今日もまた、武器を奪われ敵に特攻していく先鋒部隊の後ろから、私は矢を射る。敵も、味方も、纏めてその弓で貫くのみだ……。




というわけでファイアーエムブレム 新・暗黒竜と光の剣にて、マルス+新規キャラ縛りをプレイ中。
仲間の数が一定以下でなければ登場してこない新規キャラのために、武器を奪った仲間を敵軍に突撃させていくマルス王子は本当に鬼畜ですね!
説得すれば味方になるキャラも容赦なくぶちのめしていくマルス軍。現在の戦闘要員はたった五人だ!

ちなみに少数精鋭でプレイしていると経験値が満遍なく配分されるので殆ど無双状態になります。
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