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飽き性のくせに次々と新しい設定を妄想して楽しむたかのんの自己満足専用ページ。掲示板にてつらつらと妄想語り進行中。『はじめに』を呼んでください。感想もらえると飛んで喜びます。掲示板は一見さんお断りに見えないこともないけれど、基本誰でも書き込みOKです。
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月の欠片リスペクト
山鳥さんの所で連載中、「月の欠片」のリスペクト作品です。 山鳥さんの了承は取ってあるぜー! こいつはいよいよもって面倒な作業だ――そう、叶睦月は思った。
負けた。正々堂々戦って負けた。
自分がわざわざこんな面倒な作業をしなければならなくなった元凶――つまり自分の右手を見て、睦月はため息を吐いた。
たとえ理由がどうであれ、自分の良く知らない学年の階へ向かうのは気が引けるものだ。 思考がスパイラル。モチベーションがどんどんどんどん負の方向へ向かって行く。 男子高校生特有のもてあまし気味な性欲をフル活用した妄想で、睦月の思考はさらにネガティブモードへとギアチェンジした。
名前しか知らない標的を図書室に連れ込んだところで睦月の妄想は強制終了。 「失礼します」 一応挨拶しつつ、教室を見渡す。 「何か用ですか?」 明るい、ハキハキとした声だった。 「桜月弥生さん、だよね?」 確認。これ大事。 「そうですよ~」 やはり視線は外に固定したまま、弥生が答える。 「俺は二年の叶睦月って言うんだけど……」 知らず知らずのうちに、睦月は水無月の心を開いた人物として校内に知れ渡っているようだった。
五分後。水無月の言い分を(三分の二くらい端折って)弥生に伝えた睦月は、彼女の返答を待っていた。 「そうですねー」 やがて、弥生がゆっくりと口を開き始めた。 「良いですよ。面白そうだしっ」 こちらを向いて、ニコッと笑って見せた桜月弥生。 PR コメントを投稿する
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