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飽き性のくせに次々と新しい設定を妄想して楽しむたかのんの自己満足専用ページ。掲示板にてつらつらと妄想語り進行中。『はじめに』を呼んでください。感想もらえると飛んで喜びます。掲示板は一見さんお断りに見えないこともないけれど、基本誰でも書き込みOKです。
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月の欠片リスペクト2
2話目。
異常なまでに書きやすいというのはこれ如何に。
睦月が変態なのはしゃーない。

『え、ちょ、きゃああっ!?』
『諦めなさい桜月さん。これも立派な研究なの』
『ご、ごめんね弥生ちゃん……』

 弥生の驚いた声、いつもの如く冷静な水無月の声、申し訳なさそうにしつつ、水無月の凶行に付き合う紅葉の声。
 それに加えて所々聞こえてくる衣擦れの音。時折漏れる弥生が息を呑む音。
 どれもこれも、睦月の精神に多大なダメージを与えていた。見れない。その事がより一層睦月の精神に深刻な被害をもたらす。
 睦月はただいま絶賛図書室の外で待機中だ。無論、水無月に追い出された。

「これから私たちが桜月さんの事を調べるから、睦月君は出て行って」
「え、なんか調べるって、俺がいても良いんじゃないのか?」
「それは無理」

 一言で撃沈。睦月は図書室の扉と背中合わせで立っている。
 目から熱い汗が流れてくるのは気のせいだろうか。自分が弥生を連れてきたのに彼女の調査に自分が参加できないとはこれ如何に。
 世の中は理不尽で溢れている――誰かの言葉が頭をよぎった。

 

『なるほど……バストサイズは霜月さん以上私以下、と』
『……お嫁に行けないよぉ……』
『……少しだけ悪戯しちゃおうかしら』
『え? ふええええええええええええっ!?』

 

 あああああああ! 睦月は頭を抱えた。否応無しに耳に入り込むは弥生の嬌声。
 今にも『もにゅもにゅ』といった擬音が聞こえてきそうだ。絶対水無月は弥生の胸を揉んでいる。
 無表情で、それでも楽しそうに――畜生羨ましい。大体このシチュエーションは性欲をもてあまし気味な男子高校生にとって生き地獄も同然。生殺し状態だ。
 欲ってのは溜め込むと爆発が凄いのだ。今ここで自分の性欲が爆発したら責任は水無月にあると言っても過言ではない。
 と言う事はつまり、自分が性欲に流されて図書室での状況を把握するのも決して悪い事ではない。
 いやむしろ、勇気ある行動を取ったという面では評価されてしかるべきだ。
 それならばやるしかない。男・叶睦月、今から漢になります!


 睦月は冷静に物事を考えられなくなっていた。


 そろりそろり、と扉に手を掛ける。水無月らが座っている所から図書室入り口までは五メートル以上離れている。
 しかも、司書カウンターが邪魔になるので水無月の位置からここは見えない。実質死角。
 すばやく入り込んで司書カウンターに身を隠す。後はゆっくり見物すれば良い。
 あわよくば――――以下禁則事項です。

「睦月、行っきま~す」

 いざ、決戦の地へ――!

 

 

「面ッ!」

 

 

 扉を開けた睦月が見たのは、竹刀を大きく振りかぶる紅葉の姿だった。
 流石水無月、抜かりが無いぜ……。振り下ろされた竹刀と共に睦月の意識はブラックアウト。
 かくして、『睦月、男から漢になります作戦』は失敗に終わった。

 

 

「あの、叶先輩……?」

 躊躇いがちに声が掛かる。
 聞きなれた水無月、紅葉らの声ではない。
 じゃあ一体誰の声――?

「大丈夫ですか、先輩、叶先輩」

 まず、自分の現在の状況を把握だ。目だけ動かし睦月は周りを見る。
 右、夕焼けの光が差し込む大きな窓。左、白いカーテン。下、は見れないがどうやら自分が乗っているのはベッドのようだ。以上の事項から保健室と予想。
 上、自分に馬乗りになる美少女(制服着崩れver)。少しだけ潤んだ瞳が愛らしい。
 これは、そう、確か――。ぼんやりとした思考の中、睦月が全てを思い出す。

 

「……はっ! おっぱいおっぱい!」
「ひゃううううう!?」

 

 首を絞められた。


「い、いきなり……その、おっぱい……とか言うから……」
「あー、ごめん、うん。ごめんよ桜月さん」

 弥生のスリーパーホールドを食らい、五分ほど意識を遠く彼方へ飛ばした睦月は彼女から謝罪を受けていた。
 どちらかと言えば謝罪するのは自分の方なので、睦月は特に何も言えない。
 涙まで流して謝罪する弥生は、あまりにも可愛すぎた。思わず両手が彼女の肩を掴む。
 驚く弥生。睦月だって驚いている。自分の腕が勝手に動いたのだから。

「えっと……、叶先輩?」
「うん、いや……」

 場所は? おあつらえ向きに保健室であります。
 ベッドの硬さは? おおむね良好。体育倉庫のマットでやるよりはマシかと思われます。
 やるって何をだ!? 何って、ナニですよ大尉。

 睦月の脳内では叶大尉と叶軍曹の対話が行われていた。

「睦月先輩、大丈夫ですか……」
「睦月君、いい加減目が……」

 カーテンを開けて入ってきたのは水無月と紅葉の両名。
 互いに口を半開きにして動きを止めている。
 睦月は、現在の状況を客観的に分析してみた。


 睦月。弥生の肩に手を置き、見つめあう。若干着衣に乱れあり。
 弥生。顔は赤く、目も赤い。と言うか泣いている。着衣に乱れありまくりんぐ。
 分析終了――結果、睦月が今から弥生を押し倒す。


「ハッ!」
「ど、胴ッ!」


 睦月の意識はまたもやブラックアウトした。

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無題


おぃぃぃ!
エロがあったら頂き物に出来ないだろうと言いたいが非常に面白いので、ブログ停止される覚悟で頂き物にします。


しかしちょっと待てよブラザー。
言いたい事があるから自己満足掲示板にちょっとおいでっ♪
無題

い、頂き物ですって!?
感謝感激雨あられなのよー。

バストサイズは、ごめんねww

てかこれはエロなのか……?
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